2002〜2003シーズンの蔵だより




8月28日(木)

相変わらず不順な天候が続いていますが、蔵では、瓶詰めや配達など出荷の仕事や、機械のメンテナンス、蔵内の清掃などをしています。特にシーズンオフでないとできない仕事を時間をみつけてはやっています。9月にはいると、少しずつ仕込みの準備などにとりかかります。シーズンインにむけて少しずつ気持ちを高めていきます。

6月24日(火)

午前中粕詰をしました。4Kgずつハカリで量って袋に詰めていきます。しぼった直後には板状だった酒粕が時間とともに酵母などの作用でやわらかくなっています。これに瓜や茄子などを漬ければおいしい粕漬けができあがります。酒粕には豊富な栄養素が含まれており、また美容効果なども認められていて機能的にも優れた食品です。ぜひお試しください。

6月13日(金)

やっと蔵の中も片付いてきました。道具は全て洗浄、殺菌して秋まで倉庫などに入れておきます。ろ過、火入れする新酒もあと数本となりまもなくシーズンオフにはいります。といっても配達や出荷のビン詰、夏になると粕詰めなどの仕事もあるので結構忙しかったりもしますが、冬に比べればのんびりしています。この間にいろいろな所をメンテナンスして万全の状態で来シーズンの仕込みに入りたいと思います。

5月12日(月)

ついに先週末で今シーズンの仕込みがすべて終了しました。あとはしぼるお酒が2本と、しぼったお酒をろ過、火入れして貯蔵タンクに貯蔵し、全ての作業が終了となります。蔵以外の仕事と平行してやるので、まだ1カ月くらいはかかりそうですが、とりあえず仕込み作業は終了です。大きなトラブルや怪我などもなく無事終了できてほっとしています。うれしいような、寂しいような感じですが、でもあと4カ月もするとまた仕込みが始まったりするのです。とりあえず今シーズンもよい酒造りができたと思います。

5月7日(水)

いよいよ最後の仕込みとなる1000K普通酒の添仕込みをしました。今回は添、仲、留とも液化仕込みという方法で仕込みます。暖かくなってきたので、この方が(モロミの流動性がよいので)温度管理がしやすいからです。ただ初めてのことなので、仕込み配合から全て見直しをしなければなりません。やはり経験にまさるものはないのです。
それにしても、どんなお酒になるか楽しみです。

5月5日(月)

芸ヤマ(町に5台あります)↓
連休は皆さんいかがお過ごしでしょうか?揖斐川町では5月4、5日と「揖斐祭り」が開かれ大勢のお客様で賑わいました。お神輿が町中を練り歩いたり、芸ヤマで子供歌舞伎が行われたりします。揖斐川町の人口は2万人くらいなのですが、この期間は4〜5万人の人手があるそうです。町の出身者や親戚などが集まる機会でもあります。現地の人間は祭りの準備やお客さんのおもてなしなどで大変なのですが、町が最も活気づく2日間かもしれません。




4月19日(土)

1000K普通酒の留仕込みをしました。今シーズン24本目の仕込みです。残す仕込みはあと2本となりました。もう一頑張りです。

4月13日(日)

今日は三重県四日市市の寿司・割烹のお店である「こうき」さんがお客様をつれて総勢25名で蔵見学と酒会にやってきました。蔵を見学したあと、こうきオリジナルのお弁当と所酒造のお酒で楽しい時間を過ごすことができました。房島屋を中心に全部で8種類のお酒を出したのですが、それぞれ好みがあるようで反応がとてもおもしろかったです。かなりつっこんだ質問などもあり、お酒に対する関心の高さがうかがえました。こういうコミュニケーションを大切にしてこれからもおいしいお酒を造っていきたいと思います。
皆さんおつかれさまでした。

4月10日(木)

今日は「1000K普通酒」の仲仕込みと「65%純米酒」の火入れ前のろ過などをしました。
先日「房島屋65%純米酒無ろ過生酒」のビン詰をしましたが、無ろ過のため酵母が生きているので、熟成中にわずかながらガスがでてきて心地よい刺激を与えてくれます。また酸が高いので、しぼったばかりでも、半年くらい寝かせてもおいしく飲むことができると思います。また開封後もよい熟成をするようです。味の変化をとても楽しめるお酒だと思います。ぜひ試してみてください!

4月5日(土)

今日は「600K普通アル添酒(桜千代の春になります)」の留仕込みと上槽の準備などをしました。今シーズンの仕込みもいよいよのこり4本となりました。最後まで気を抜かずにいきたいと思います。

告知
明日4月6日(日)朝9時から岐阜テレビで所酒造が紹介されます。岐阜の会社訪問のような番組で先日取材をうけました。社長のインタビューと蔵の様子などがみられると思います。ぜひご覧ください!

4月1日(火)

先日「65%純米酒」をしぼりました。今回はさらに酸味もパワーアップし味もしっかりしてます。ですが、やはり全体の印象はきれいな感じをうけます。これは原料米の性質によるものだと思います。掛米の「五百万石」はもともときれいな酒質になりやすいので、それほど磨かなくても(といっても35%もヌカになってるのですが)雑味のないお酒になるのです。やはり原料の特性を生かさないとせっかく造ったお米がもったいないですからね。
まもなく「房島屋65%純米酒無ろ過生酒」として販売しますので、お楽しみに!

3月26日(水)

今日は「70%純米酒」の添仕込みと午後から「梅の寒山パック」のパック詰をしました。だんだん暖かくなってきたので、仕込み温度にも注意が必要です。留仕込みの時はがんがんに水を冷やして仕込みます。
4月いっぱいまで仕込みは続きます。

3月7日(金)

今日は「房島屋 純米吟醸無ろ過生酒」のビン詰をしました。昨年同様、2本造った50%純米吟醸酒をブレンドして香りと酸とお米の旨みのあるお酒にしました。今年はとても「やわらかい」感じになったようです。来週から販売開始しますので、ぜひ飲んでみてください。詳しくは房島屋のページで

午前中は「65%純米酒」の留仕込みをしました。どんなお酒になるか楽しみですが、前回よりは少し味のあるお酒にする予定です。

2月27日(木)

先週末50%純米吟醸酒をしぼることができました。2本目もまもなくしぼれそうです。今年は昨年よりもお米が溶けにくく粕が多くなったようです。そのせいか雑味のないきれいなお酒になり、酸味と旨みの調和したとてもバランスのよいお酒になりました。3月上旬には「房島屋純米吟醸無ろ過生酒」として、販売しますのでお楽しみに!

今日は70%純米酒の留仕込みをしました。この次は「65%純米酒」です。昨秋より無ろ過生酒を販売してますが、大好評につきもう1本仕込むことにしました。飲まれてない方はぜひ一度飲んでみてください!

2月21日(金)

まもなく1本目の50%純米吟醸酒をしぼることができそうです。今日はその準備をしました。昨年よりも1日遅れになりそうですが、そのぶん品のいいお酒になりそうです。2本目も順調に発酵しているので、今年の「房島屋」も期待大です。最後まで気をゆるめずにいきたいと思います。

今は仕込みタンク4本ともモロミがあり、これから春までフル稼働になりそうです。来週は純米酒の仕込みです。

2月7日(金)

今日は1000K普通酒の留仕込みと「しぼりたて」の四合瓶の瓶詰をしました。

昼から少し暖かくなり、春の訪れももう少し(?)かなと思っていたら、お酒のモロミも心なしか発酵が盛んになった(本当です)ようでした。もしかすると人間よりも季節の移り変わりに敏感なのかもしれません。
50%純米吟醸酒は順調に発酵しています。

2月6日(木)

今日は1000K普通酒の仲仕込みをして、午後から65%純米酒の火入れをしました。このお酒は一升瓶で低温熟成させます。酸のしっかりしたお酒なので、どのように熟成するか楽しみです。かなり期待大ですよ!「ひやおろし」あたりでの販売になると思いますのでお楽しみに!

2月4日(火)

今日は総米1000K普通酒の添仕込みをしました。普通酒の添仕込みは13〜14℃くらいになるように仕込むのですが、気温が低いときは仕込み温度が低くなりすぎないように気をつけます。例えば水を10℃に設定していても仕込みタンクに送る間に温度が下がったり、タンクそのものが冷えこんでたりすると予想以上に低い温度になったりします。そういう時に役に立つのが「経験」なのです。こういう「経験」の積み重ねが大切なのだと思います。

50%純米吟醸酒のもろみは順調に発酵しています。3月上旬の発売予定ですがはやくも予約がはいっているようです。まずは昨年と同様「房島屋純米吟醸無ろ過生酒」で販売します。

1月30日(木)

昨夕から降り続いた雪で、あたりはすっかり雪景色になりました。蔵の温度は2℃でしたが、外はもっと寒い気がします。純米吟醸酒の仕込みは2本とも無事終わり、あとは1ヶ月ほどもろみ管理をしていきます。1本目はすでに13日目を迎え、順調に発酵しています。来週からは再び普通酒の仕込みが始まります。

5本目の「しぼりたて」も無事しぼることができました。明日ビン詰をして出荷となります。今回は寒仕込みらしくきれいな感じに仕上がっています。ぜひ飲んでみてください!

1月21日(火)

今日は仕込みと仕込みの合間で、少し落ち着いた日でした。週末くらいからまた忙しくなります。
ところで、岐阜公園の中に岐阜市歴史博物館というのがあるのですが、そこで今「ちょっと昔の道具たち」という特別展示(1/4〜2/23)をしていて明治〜戦前戦後あたりの生活道具やおもちゃ、学校の様子などをみることができるのですが、そこに昔の街のお店みたいなコーナーがあって所酒造の看板が展示してあるのです!「よい酒は 千代の春 所酒造場 房島屋」と書いてあります。昭和30年代のものだと思われるのですがどこかに保管してあったのだと思います。お客さんがたまたま見つけて教えてもらえたんですが早速所さんが岐阜へ行ったついでにみてきました。他の展示物も結構面白いものがあって、「ものしり博士」のバッヂをつけた方が親切に説明してくれるそうです。興味のある方は一度見に行ってみてください。入場料¥300(少しはなれた所に有料Pがあります)です。

1月20日(月)

1本目の50%純米吟醸酒の仕込みも無事に終わり、今はそのもろみ管理と2本目の純米吟醸酒の酒母の管理をしています。年明けに仕込んだ「しぼりたて」も今週末にはしぼれそうなので、その準備もしています。だんだん仕込み関係の仕事も、また忙しくなってきました。
今日は午前中「桜千代の春」のビン詰もしました。

1月15日(水)

いよいよ純米吟醸酒の仕込みが始まります。今日は1本目の50%純米吟醸酒の添仕込みをしました。この仕込みは実際の仕込みタンクとは別に添仕込み用の小さなタンクに仕込みます。そうしないと酵母の増殖が遅れる場合があるからです。それくらい酵母にとってはぎりぎりの環境におかれるわけで、そこが吟醸造りの特徴でもあるのです。その分、微妙な変化にも敏感に反応するので、細心の注意が必要になります。明日は「踊り」ですが、仕込みの重要なポイントの1つです。

1月9日(木)

「しぼりたて」の留仕込みと「桜千代の春」のびん詰、明日の「房島屋50%純米吟醸酒」のろ過の準備などをしました。12月とはうってかわって、1月は出荷の方が少し落ち着いています。その分仕込みに集中できるのです。

1月8日(水)

今日は「しぼりたて」の仲仕込みと純米吟醸酒の酒母の仕込みをしました。酒母は高温糖化法という方法で仕込みます。55度くらいで数時間糖化させてから急冷し、30度弱で、酵母を添加します。これだけ寒いと(蔵の温度は2℃でした!)比較的冷やす作業が楽になります。仕込んだらあとは酵母をうまく増殖させていきます。酒の母と書くくらいですからとても大切なポイントです。8日ほどで、添仕込みに使用します。
今年はどんなお酒ができるのかとても楽しみです。

1月6日(月)

2003年度最初の添仕込みをしました。第5号の「しぼりたて」になる予定のお酒です。昨夜から雪が降り積もり20センチほどの積雪になりました。蔵の気温も3℃までさがりいよいよ冬本番といった感じです。酒造りは一般的に寒い方がよいのですが、氷点下になると配管中の水が凍ったりして、それはそれで大変なのです。それでも蔵の中の水は地下水なので、この時期でも10度以上をキープしています。水仕事の方がかえってあったかいくらいです。これからはひびわれやあかぎれとつきあいながら仕事をしていきます。

1月4日(土)

あけましておめでとうございます。
今日は今年の仕事初めです。といっても酒母の仕込みと第12号の仕込みの準備をするだけなので、マサとフジイくんはお休みです。社員全員が揃うのは1月6日になります。今月は純米吟醸酒の仕込みが2本あります。今の時期は酒造りには最高の季節なので、おいしいお酒を造りたいと思います。
1月の下旬には5本目の「しぼりたて」ができる予定です。お楽しみに!
というわけで、本年もよろしくお願いいたします。

12月31日(火)

ついに大晦日です。今日は蔵の中の掃除を片付け、小売の方の店の掃除とお正月の準備をして、仕事納めとなりました。社員は1本ずつお酒をもらってお正月を迎えます。あっという間の1年間でしたが、よい年であったと思います。お正月があけたら、また仕込みが始まります。来年もおいしいお酒をつくりたいと思いますので、よろしくお願いします。
よいお年を!

12月30日(月)

いよいよ2002年もあと2日になりました。年内に仕込んだお酒はすべてしぼったので、今は4本の仕込みタンクはすべてからっぽです。お正月明けからまた仕込みが始まります。出荷の方も一段落して今日は蔵の中の掃除をしました。明日の大晦日はそれぞれやりのこした仕事を片付けてお正月を迎えます。

「房島屋65%純米酒無ろ過生酒」は好評なようです。もっと意見がききたいので、飲まれた方はメールしていただけるとうれしいです。

12月10日(火)

12月にはいり、相変わらず忙しい日々が続いています。今日は第11号「1000K普通酒」の留仕込みをしました。今年最後の仕込みです。今は仕込みの他に新酒のろ過や火入れ、出荷のためのろ過やビン詰などもしています。年末まで、落ち着くヒマもなさそうです。
先週から65%の純米酒の販売を開始しました。「房島屋65%純米酒無ろ過生酒」です。酸味あふれる個性的なお酒です。食中酒としてもオススメです。酸はありますが、きれいな酒質なので、さっぱりした料理にもあうかもしれませんね。新しいタイプのお酒だと思いますので、ぜひ飲んでみてください!

11月27日(水)

今週は仕込みはお休みですが、ビン詰などの作業におわれています。今日は午前中「梅の寒山」のパック詰をして午後から「いびのくら純米吟醸」のビン詰をしました。
先日、社長が岐阜ラジオに10分ほど出演して、「しぼりたて」のPRとイベントの告知をしてきました。そのイベントですが、12月6日(金)に当酒蔵2階で「酒蔵落語の会」を開催します。昨年に引き続き三遊亭洋楽師匠がやってきます。興味のある方はぜひお越しください!くわしくはコチラ

11月22日(金)

今日は第10号の仲仕込みをしました。来週は仕込みはお休みで、年内はあと1本仕込む予定です。そのかわり12月は出荷作業の方が忙しくなります。毎日のように洗ビンやP箱(ビンをいれる箱)洗いをしています。いよいよ師走ですね!

11月21日(木)

ついに65%純米酒をしぼりました。モロミ日数21日目、上槽前の分析値は日本酒度+2、酸度2.2、アルコールは18度前後です。おおざっぱにわかりやすくいうと酸が高く、少し辛口のお酒ということになります。しかし実際飲んだ印象はもっと複雑で、口に含んだ瞬間と少し時間が経ってからの印象がまるで違うのです。さらにキレがよく、しかも余韻がかなり長く残る感じがします。予想以上によい感じに仕上がった(手前みそになりますが。もちろん市場の評価はこれからです)ので、少し販売方法を見直すことにしました。面白い熟成をしそうなのです。もちろん新酒でも販売します。12月の第1週には、間に合わせたいと思いますので、お楽しみに!
今日は第10号の仲仕込みもしました。

11月19日(火)

今日は第10号「1000K普通酒」の添仕込みと「辛口鬼ころし」のパック詰をしました。
65%純米酒はまもなく上槽です。日本酒度と酸度、アミノ酸度のバランス、アルコールの出具合などを総合的に判断して上槽日を決めます。どちらにしてもあと2〜3日でしぼることができそうです。はやく飲んでみたいです!

11月15日(金)

第9号の留仕込みと酒母の仕込みと「桜千代の春」のビン詰をしました。
明日と明後日、大垣駅前通りで「西濃まるごとバザール」が開かれます。西濃地方の特産品やラーメンの屋台などが出ます。所酒造も「しぼりたて」などをもって参加します。社長かフジイくんがいると思いますので、ぜひお越しください。

11月14日(木)

第9号の仲仕込みをしました。
午後から3本目の「しぼりたて」のビン詰と新酒の移動、混和などをしました。できあがったお酒はろ過、火入れ(生酒を除く)をしてタンクの中で熟成させます。(火入れ後、酸化などを最小限にするため)なるべくタンクいっぱいになるように同じ種類のお酒を混ぜたりするのです。お酒はろ過や火入れ、混和のたびにタンクを移動します。あまり知られていませんが、タンクをうまくまわす(使う順番を考える)のも経験のいる仕事なのです。

11月12日(火)

第8号の留仕込みと第9号「600K普通アル添酒」の添仕込みをしました。第9号は今シーズン4本目の「しぼりたて」になります。12月上旬には発売開始できると思います。お楽しみに!

11月11日(月)

今日は第8号の仲仕込みをしました。
午前中、バスで団体の見学者が来られ、ちょうど仕込みをしているところだったので、皆さん興味深そうにみていました。かなり高齢(失礼)と思われるおばあさんが初めて仕込み作業をしているところをみたといって喜んでおられました。
65%純米酒は元気に発酵しています。

11月9日(土)

65%純米酒↓泡が消えました
第8号「1000K普通アル添酒」の添仕込みをしました。
明日は第6号「600K普通アル添酒」(3本目のしぼりたてになります)の上槽があります。今日の夕方に四段仕込みとアル添をしました。四段仕込みは甘さの調節のため、アルコール添加は味を整えるのと香りを逃さないため、そしてお酒を強く(変化しにくく)するためです。ちなみにアルコールは醸造用で30%のアルコールを全体の2割ほど添加します。この割合は仕込むお酒の種類によってそれぞれ適切な割合を仕込み配合という形(レシピみたいなもの)で決めています。もちろん純米酒はアルコール無添加です。

65%純米酒は9日目を迎え泡がなくなり「地」という状貌になっています。口に含むと結構きれいな感じがします。酸も程よくでています。モロミの品温は14℃で、そろそろ落とそうかという感じです。

11月5日(火)

泡けし機(中央の羽根が回転してます)
今週は仕込みは土曜日までお休みで出荷関係の仕事がメインです。上槽や酒母の仕込みはありますが。
「65%純米酒」は5日目を迎え「高泡」という泡が高くなった(←そのまま)状態になりました。泡消し機で泡を消さないと泡がこぼれて泡に付着している酵母(全体の半分くらいと聞いたことがあります)も一緒にこぼれてしまって大変なことになります。昔は見張り番がいて夜中に1人で泡を消していたそうです。
酸の方は、今の時点ではそれほど高くもなく今後どうなるかわかりませんが、これから1週間程でモロミのアウトラインがみえてきそうです。とりあえず元気に発酵しているので安心です。

11月1日(金)

「65%純米酒」の留仕込みをしました。このお酒のポイントは「酸」です。少し高めの酸度にしたいので、いろいろな工夫をしています。随時モロミの様子はこのページで報告しますので、お見逃しなく!11月末か12月初めにはまず「無ろ過生原酒」で販売開始したいと思っています。お楽しみに!
今日は「グランプラス」のビン詰や粕はなし、槽の布洗いなどをしました。

10月31日(木)

「65%純米酒」の仲仕込みと留の米洗いをしました。日に日に気温がさがり、仕込み作業もしやすくなってきました。今日は206Kのお米を15Kずつ14回にわけて手洗いしました。浸漬は限定吸水といってお米が水を吸いきる前に浸漬をやめて目標の吸水率にします。普通は1時間とか2時間浸漬させるのですが限定吸水だと10分前後(五百万石の場合)なのでいかに吸水速度がはやいかがわかります。精米歩合をあげる(お米を磨く)ともっと速くなります。ストップウォッチとにらめっこしながら作業します。経験のいる仕事なのです。明日は留仕込みです。

10月29日(火)

第7号「65%純米酒」の添仕込みをしました。このお酒は酒質の設計上、米洗いは手洗いで、添仕込みの放冷は自然放冷で行います。一番最初に酒母を仕込みタンクに移すのですが、一週間かけてできあがった酒母はとてもよい香りがしていました。どんなお酒になるか楽しみです。
先日の農業フェスティバルでは大変多くのお客様にきていただきブースは大盛況でした。HPをみてこられた方が数名いて、とてもうれしく思いました。これからもよろしくお願いします!

10月24日(木)

第6号の留仕込みをしました。この仕込みは3本目の「しぼりたて」になります。
先日、中日新聞の西濃版でしぼりたての記事をみたという方が何人かおられました。酒造りの季節を感じてもらえたなら、よい記事だったと思います。また今週末の26(土)、27(日)に岐阜県庁周辺で「第15回農業フェスティバル」が開かれ、所酒造も「しぼりたて」などをもって出展します。いろんな屋台や特産品などもあってとてもにぎやかなイベントなのでぜひお越しください。26(土)は社長とフジイくんが、27(日)は所さんとフジイくんがブースにいますので気軽に声をかけてくださいね。

10月23日(水)

今日は殺人的なスケジュールの中、第6号の仲仕込みをしました。仕込みをしつつ、第3号の四段掛け、アル添、上槽(お酒をしぼること)をして、65%の純米酒の酒母の仕込みをして、明日の留仕込みの米洗いをしたうえに、梅の寒山のパック詰をして明日出荷できるようにしました。蔵の仕事は延ばすことができるものとできないものがあります。上槽や仕込みなどは待ったなしなので、そういう仕事が重なると大変なことになるのです。そこでどういう段取りで仕事をすすめるかというのが、現場で作業する人のうでのみせどころでもあるのです。仕事のスケジューリングも個々の作業と同じくらい大切なのです。それにしても今日は忙しかったです。まだ水曜日・・・

10月21日(月)

第6号の総米600Kg普通アル添酒の添仕込みをしました。仕込みタンクには保冷のため保温マットをまいています。甑(こしき・お米を蒸すタンクのようなもの)にもマットをまいて甑肌(こしきはだ・内外の気温差でお米と甑の接触面の部分の蒸米がベトベトになること)ができないようにしています。保温マットは蔵の中では必需品です。
今日は仕込みと洗米と粕詰(板粕)と新酒の火入れと上槽の準備とろ過機の洗いとお米の手洗い用の麻布洗いなどをしました。もちろんモロミ管理の分析などもしています。その間に配達と新瓶の引き取りに行ったりしてやることがめいっぱいある感じです。のんびりしていた夏が懐かしいです!
10月19日(土)

今日は第5号の留仕込みと第1号の蔵内ろ過と第2号の粕はなしをしました。午後から中日新聞揖斐支局の取材があり、所さんが蔵の中を案内して新酒の説明などをしてからモロミに櫂(かい)をいれるところ(定番ですね)を撮影して帰られました。明日には記事になるそうですので是非見てみてください。

10月18日(金)

「しぼりたて」の瓶詰をしました。あとはラベルを貼って(手張りなので)出荷を待つばかりです。酸味と旨みの調和したキレのよいお酒に仕上がりました。とりあえず所酒造小売部で来週より販売開始します。県内の酒販店にも順次販売していく予定ですのでぜひ飲んでみてください!
今日は第5号の仲仕込みをしました。
2本目の「しぼりたて」は1本目とほぼ同じモロミ経過をたどっています。でも味は絶対違うんですよね〜。おもしろいですね。

10月16日(水)

今シーズン最初の「しぼりたて」をしぼりました!果実のような酸味が口の中でひろがるお酒です。もちろん「しぼりたて」特有の新酒の香りもあります。今週中に瓶詰して来週から販売を開始する予定です。おそらく岐阜県で一番はやい今年の新酒だと思います。ぜひ一度飲んでみてください!!
今日は第5号の総米1000Kgの普通酒の添仕込みをしました。
2本目の「しぼりたて」も順調に発酵しています。

10月12日(土)

第4号の留仕込みをして、槽の布やその他の道具を洗いました。蔵の中では作業のかなりの割合を「洗う」仕事が占めています。使用前と使用後はもちろん、しばらく使わなかったものなどは消毒、殺菌などもするので、日によっては1日の大半を洗いものに費やす時もあります。食品を造っている以上(食品に限らないかもしれませんが)こういう仕事が徹底されてないととりかえしのつかないことになったりするのです。地味だけどとても大切な作業です。
「しぼりたて」は来週中にはしぼることができそうです。

10月11日(金)

第4号の仲仕込みをしました。仕込みが終わって、昼食後「グランプラス」の瓶詰をして、ちょっと休憩してから粕はなしをしたら5時半になっていました。あっというまに時間がたってしまいます。これからもっと忙しくなると現場が殺気立ってきます。いよいよ日本酒の季節です。

10月9日(水)

第4号の総米1000Kgの普通アル添酒の添仕込みをしました。幾分涼しくなって仕込み作業もしやすくなってきました。もろみも順調に発酵しています。昨日はついに第1号のお酒をしぼりました。パック用のお酒なのですが、しぼった直後はフルーティーな香りがします。吟醸酒とはまた違うタイプの香りですが、確かにフルーツの香りがします。ただ味は荒々しいので、これからろ過、火入れをして熟成させます。「しぼりたて」をしぼるのももうすぐです。どんなお酒になるか本当に楽しみです。

10月4日(金)

第3号の留仕込みをしました。仕込んだ直後はとても静かなモロミですが、仕込んで数日すると発酵が盛んになり、ガスが発生して、モロミをぐるんぐるんとまわすくらい元気になります。そして香りや味も日々変化して、だんだん調和のとれたお酒になってゆくのです。これからが楽しみですね。
←仕込み直後



10月3日(木)

第3号の仲仕込みをしました。来週はいよいよ最初の上槽(じょうそう:お酒をしぼること)がありそうなので、そちらの準備もしなければなりません。だんだん忙しくなってきました。

10月1日(火)

第3号の仕込みの添仕込みをしました。600K普通アル添酒で一部は「しぼりたて」になります。今日は雨が降っていて湿度が高く蒸米中の水分が飛びにくいので、放冷時間を長めにして水分を調節しました。甑(こしき)や放冷機が半屋外みたいな所にあるので、蒸気がよく抜ける反面、外気の影響もうけやすく天候によって多少の微調整をします。

先週仕込んだ「しぼりたて」は4日目を迎え、盛り上がっていたお米が溶けてモロミの表面にはガスの発生がみられるようになりました。モロミからは熟したメロンのような香りがしています。↓



9月28日(土)

「しぼりたて」の留仕込みをしました。いよいよこれからモロミの温度管理をしていきます。このお酒はお米の旨みをひきだしつつ、キレのよい感じにして原酒のおいしさを味わってもらいたいので、お米をしっかり溶かして、酸もきちんと出して、モロミの後半で香味を整えていきます。お米の状態や気候なども考えつつ温度管理をしていきます。
今日は4本分のお米が入荷してきました。全部で3トンほどです。30K入の袋を100袋ほど、3人で台車を使って米置き場に運びました。つかれました・・・

9月27日(金)

「しぼりたて」の仲仕込みをしました。いつもは所さんとマサとフジイくんの3人で作業するのですが、今日はフジイくんが社長と配達に行ったので、2人で仕込みました。仲仕込みは予定の品温になるように仕込めばそれでよいのですが、大事なのはその前日の「踊り」です。踊りの進み具合((発酵がすすんでいるかゆっくりしているか)でもろみの経過が変わってくるのです。今回は時期的なこともあって踊りがすすんでいる(発酵が盛ん)ので、もろみもよく発酵して若干酸の高いお酒になるのではないかと思います。上槽前に醸造用アルコールで香味の調整をするので最終的にはいつもの「しぼりたて」になるのですが・・・そんなことを考えながら仕込み温度やモロミ経過を調整していきます。

9月25日(水)

第2号「しぼりたて」の添仕込みをしました。お米は福井五百万石で精米歩合70%です。このお酒はお米に水をしっかり吸わせてモロミ中でしっかり溶けるように浸漬します。お米の旨みがぎゅっと詰まったお酒にするためです。どんなお酒になるか楽しみです。

9月21日(土)

第1号の留仕込みをしました。総米1000Kの普通アル添酒の留仕込みは液化仕込みという方法で仕込みます。ビールのように先に液化(糖化はしません)して流動性のよくなったもろみを仕込む方法です。モロミ初期の温度管理がやりやすいのです。これからモロミ管理をしていきます。来週は「しぼりたて」の仕込みがあります。いよいよ今シーズンの酒造りがスタートといった感じです。
今日は午前中蔵見学のお客様が20名ほどこられました。蔵を見学して、2階の試飲スペースで試飲をしていただきました。いつもは「しぼりたて」を飲んで頂くのですが、今はないので「房島屋ひやおろし」を飲んでもらいました。好評だったようです。連絡さえしていただければ個人でも対応しますので、興味のある方はぜひ蔵見学にもお越しください。

9月20日(金)

今日は仲の仕込みです。昨日洗ったお米を甑(こしき)に移して蒸気で60分間蒸して、放冷機で仕込み温度にあわせて冷やし、仕込みタンクに送ります。すでに水と麹は入っています。米が変わっても精米歩合が変わっても作業手順は基本的には同じです。これからこういう作業を何十回と行うわけです。あたりまえのことをあたりまえにきちんとできるかどうかが重要なのです。明日はいよいよ第1号の留仕込みです。

9月18日(水)

ついに、というかはやくも仕込みが始まりました。いよいよ平成14年度のシーズンスタートです。とりあえず1本目は総米1000Kgの普通アル添酒です。今日は添仕込みをしました。朝晩はかなり涼しくなってきたとはいえ、仕込み温度やモロミの温度管理は慎重にやらないと、すぐに温度が上がってしまいます。ほぼ4カ月ぶりの仕込みでしたが無事仕込むことができました。これから20数本の仕込みを行う予定です。タンク1本で添、仲、留と3回の仕込みを行うので計60回以上の仕込み作業をします。最後まで気を抜かずに作業したいと思います。
ちなみに2本目は「しぼりたて」です。10月中旬にはしぼる予定です。お楽しみに!

戻る